基本情報(2020年2月9日時点) | |
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通貨略称 | LISK |
通貨名称 | リスク(LISK) |
発行枚数(上限) | 138,000,000枚(∞) |
時価総額 | 第34位 |
価格 | 190円前後 |
過去最高価格 | 3,900円前後 |
公式サイト | https://lisk.io/ |
リアルタイムチャート
リスク(LISK/LSK)は、2016年5月にLisk財団によりリリースされた、分散型アプリケーションのプラットフォームをベースとした仮想通貨です。
分散型アプリケーションは中央管理者が存在しないため、開発者はLISKをプラットフォームとしたサービスを自由に開発できる特徴と高い汎用性を持ち、 マイクロソフトなどの大手IT企業がLISKを利用した研究開発を進めています。
評価
総合評価: ・将来性:4点/5点 ・流動性:3点/5点 ・格付け:3点/5点 ・価格伸びしろ:4点/5点
将来性
リスク(LISK/LSK)では、イーサリアムの特徴でもある第三者機関を通さない契約の自動実行の仕組みに利用されるスマートコントラクトの技術を搭載していますが、イーサリアムとの主な違いは、開発言語にJavaScriptを採用していることと、サイドチェーンの仕組みを取り入れている点です。
イーサリアムにはsolidityという独自言語が用いられているため、IT開発者にとっては敷居が高いものとなっていますが、LISKは技術者にとっては一般的な開発言語であるJavaScript言語を採用していることにより、多くの技術者が扱いやすく、拡張性の高いものとなっています。
また、サイドチェーンはメインチェーンとは別に複数のチェーンを利用する仕組みを指します。通常の仮想通貨は基本的に1本のチェーンで構成されていますが、サイドチェーンをメインのチェーンと合わせて使用することにより並列処理によるトランザクションの処理性能向上とセキュリティ面をより一層高めることが可能となっています。
個人的に個人投資家として大きなメリットだと感じている点は、LISKは非常に簡単にマイニング報酬を得ることが可能なDpos(Delegated Proof of Stake)という仕組みを採用している点です。
Dposは、LISKの保有者がマイニングをする人を投票形式で101人選抜し(Voting)、その投票で選抜された人がマイニング(Forging)をする権利を与えられます。
そして、そのマイナーが取引承認をする分け前として投票者が報酬を得ることができる仕組みです。
これにより、LISKの保有者はLISKのウォレットに入れておくだけで、その選抜した最大101人から継続的に報酬を得ることができるため、初心者でも簡単にマイニングの報酬を受けることができます。
筆者もウォレットにLISKを入れて放置しておくだけで、多い時で毎週数LISKの報酬をLISKのウォレットで受け取ることができています。
この先LISKが2018年初の1LSK = 3,000円などに高騰すれば、マイニングの報酬だけでかなりの不労所得を得ることができますね。
LISKのウォレットは公式サイトから取得することが可能です。
ずっと待たされ続けたSDKと呼ばれるLISKをプラットフォームとした開発者向けのツールも配布が開始され、LISKをプラットフォームとしたICO(仮想通貨による資金調達)に盛んに用いられることが考えられます。
JavaScriptの開発言語を採用している点で汎用性が非常に高いため、今後一般的なプラットフォームとしてイーサリアムより普及する可能性を持っていると言っても過言ではないでしょう。
流動性
リスク(LISK/LSK)は仮想通貨全体の中での出来高は50位前後となるため、出来高から見た相対的な価値は高くは無いと言えるでしょう。
しかし、海外取引所では最大手のバイナンスを中心に売買が行われており、国内ではコインチェックやBit Flyerなどの大手取引所に上場していることから、国内では根強い人気のある仮想通貨となっています。
銘柄 | 24H取引高(2020/2/9現在) | ランク |
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ビットコイン(BTC) | 約 8兆円前後 | 出来高 第2位 |
リスク(LISK) | 約 30億円前後 | 出来高 第53位 |
格付け
「DPRating」は2018年にリスク(LISK)に対してランク「5」の最高評価を与えた一方、2018年の「WeissRatings」社の仮想通貨格付けではA〜Cの評価体系でC評価であったりと、格付け機関の中でもそれぞれの評価基準によって評価が分かれる通貨となっています。
価格の推移と伸びしろ
対ビットコインにおいて、リスク(LISK)のこれまでの価格変動は下記のチャートのようなものとなっています。
リスク(LISK)は、ビットコイン建てで見た際には2018年2月をピークに仮想通貨市場の低迷と合わせて長く冬の時代が続いています。
2018年2月に1LSK = 0.003BTC、日本円で3500円ほどあったリスクの価値は、その後じわじわと下がり続け、一時期は1LSK = 0.00008BTC、日本円で60円を切るところまで落ち込んでしまいました。
しかし、2020年1月初旬から急激な回復を見せており、2020年2月10日現在では1LSK = 0.0002BTC、日本円で250円程度にまで上昇し、復活の兆しが出てきています。
ピークの時点から考えるとまだまだですが、トレンドとしては転換していると言えるのではないでしょうか。
これまでリスク(LSK)はビットコイン建てで2017年以降に大きなレジスタンス(抵抗性)/サポートライン(指示線)を複数形成しており、以下の価格が売買を判断する上での重要なタイミングとなります。
- 1LSK = 0.0017BTC付近
- 1LSK = 0.0012BTC付近
- 1LSK = 0.0004BTC付近
<価格推移>
日付 | BTC建てLSK価格 | 円建てLSK価格 |
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2017年3月 | 0.00008BTC | 13円前後 |
2017年9月 | 0.0016BTC | 750円前後 |
2017年12月 | 0.0005BTC | 1,000円前後 |
2018年2月 | 0.003BTC | 3,000円前後 |
2018年8月 | 0.0005BTC | 400円前後 |
2020年1月 | 0.00008BTC | 70円前後 |
2020年2月 | 0.0002BTC | 200円前後 |
リスク(LISK)は日本では比較的メジャーな仮想通貨なので価格予想については様々な声がありますが、数年以内に1,000円〜5,000円といった声が多いようです。
2018年初は仮想通貨バブルにより4,000円近くまで一時高騰しましたが、ICOによる普及が促進され、このまま順調にプロジェクトが進めば、実力で達成できる日も遠く無いかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
リスク(LISK/LSK)はJavaSprict言語を利用したプラットフォームとしてのその汎用性の高さから、今後ICOにも積極的に活用されていくことになり、普及していく可能性を持っています。
マイニング報酬の仕組みも個人投資家にとっては非常に魅力的なものとなっています。来たるLISKの高騰に備えて、安いうちにいくらか保有しておくと将来面白いことになるかもしれません。
すでに2020年1月から急速に価格を戻してきており、今後プロジェクトチームの更なる開発の進捗次第で大きく化ける可能性があるでしょう。
リスクを購入できる取引所
リスク(LISK)は以下の国内取引所で購入できます。
・コインチェック(Coincheck)
非常に使いやすい取引所で、無料で口座開設ができます。
<コインチェック>
まずは無料で口座開設
<ビットバンク>
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<DMMビットコイン >
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