会社・仕事がイヤで辞めたいと思ったときに取るべき行動と解決策5選

会社・仕事がイヤで辞めたいときの手段と解決策

仕事を続けていると、環境の変化や仕事の変化で会社を辞めたくなる事ありますよね。

私も会社に入ってしばらくの間は楽しく遣り甲斐のある仕事ができていたのに、部内異動によってこれまでと違うチームに配属されて興味のない仕事をやることになったうえ、上司とソリが合わずに、めちゃくちゃ会社を辞めたくなったことがありました。

そんなときには、どうすればこの状況を脱することができるかという事ばかりを考えてしまうものですが、現実的に取り得る手段として最終的に行き着いた解決策について5つご紹介します。

<手段①>異動、配置換えの希望を申し出る

会社を辞めるならすぐにできますが、現在の会社に残りたいと考えるのであれば、部署異動や部内での配置換えを上司に願い出るのが一番現実的です。

直接人事に申し出るとコトが大きくなってしまい、上司との関係性も悪くなりかねないため、直属の信頼できる上長や、所属部長レベルの人事権がある上司に直接掛け合うのが望ましいでしょう。

入社した直後だと難しいかもしれませんが、会社でそれなりの所属年数と実績がある場合は、自分の今の現状にどうしても不満があって思い悩んでいることを伝えれば、たいていの上司は「辞められるよりは」と配置転換の希望に応じてくれることが多いです。

ただし、このようなことを繰り返すとただのワガママな奴だと思われて相手にされなくなりますので、基本的にどうしても耐えられないときにしか使えない手段と言えます。

また、通常の異動は上司の指示によって主に実行されるものですが、現在は大手を中心に「社内公募制」といった、自分の希望によって部署間での人材交流やローテーションによる異動ができる機会も増えてきました。
そのような社内公募制を取り入れている会社の場合は、その制度を活用して異動すると角が立ちにくいです。

ただ、いずれも部署異動や配置転換をできるだけの規模がある会社でないと難しいでしょう。

<手段②>転職活動しながら仕事を続ける

自分の会社に思い入れがないなら、さっさと転職するのが良いでしょう。
ただし、早まってはいけません。
転職活動をするなら、今の会社で仕事を続けながら行うのが望ましいケースが多いです。

在職中の転職活動が有利な点は以下の記事も併せてご覧ください。

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実際に転職をする気があまりなくても、にわかに転職活動をしていると、もし今の会社にいよいよ居れなくなった場合に自分にどんな行き先や選択肢があるのかを知ることができます。これが非常に重要です。

また、転職活動をしているだけで、「今の会社に固執しなくても、いい会社が見つかれば辞めてやる」といった心持ちで仕事ができるので、精神的にもいくぶん負担が軽くなるのでお勧めです。

転職に有利なサイトやエージェントを以下の記事でまとめていますので、併せてご覧ください。

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<手段③>とりあえず今の仕事を続けてみる

貴方がまだ今の仕事に就いて日が浅かったり、上司や同僚が嫌だったりすることで会社を辞めたいと思っている場合は、もう少し今の仕事を続けてみるのもいいと思います。

仕事に就いた当初は自分の手に負えないと思った仕事も、徐々に自分のスキルが向上して慣れてきたり、人間関係ができてくることで周りのサポートを得られたりと、時を重ねるごとに自然と仕事が上手くこなせて気持ちが前向きになることも多いです。

嫌な上司、同僚がいる場合も、仕事や人事のローテーションで自然といなくなることもあるので、時が解決してくれるまで我慢してみるのも手でしょう。
異動や転職しても嫌な奴は大抵どこにでもいます。
ノイローゼや鬱になるくらい嫌な人間関係なら別ですが、我慢できる程度であれば少し様子を見てみるのもアリです。

<手段④>鬱のフリをして会社を休む

そう何度も使える手ではありませんが、いざと言う時には鬱のフリをして休むことも手段の一つです。

精神的に追い詰められて「これ以上は無理!」という状態になった場合は、本当に鬱になる前に鬱を装い、突然会社を何日も休んでみましょう。

半月くらい休んで出社すれば、普通の会社であれば直属の上長や部長クラスの上司などとの面談で事情を聞いてくれる機会があると思いますので、今の気持ちを正直に伝えれば配置換えや違う仕事への割り当てを検討してくれる確率も高くなります。

また、心療内科などで鬱な状態を演出して診察を受けることで、案外簡単に鬱症状の兆候があるといった診断書を書いてくれたりしますので、それをもとに半年間くらい休職するのも手です。

半年くらいすれば職場の状況も変わっている可能性があるので、そうやって冷却期間を置くのもいいでしょう。

<手段⑤>とりあえず会社を辞める

いよいよ今の会社や仕事に耐えられなくなり、出勤するのも苦痛になったら、会社を辞める手段を取る必要があります。

次の手が決まっていない中で会社を辞めることはリスクが大きいのは確かですが、健康や安全を損なう可能性が非常に高い場合は、自分の命を守ることが最優先事項です。

本当に精神的に鬱や病気になってしまって、正常な判断ができなくなってしまってからでは遅いので、そうなる前に会社を辞めて、失業手当をもらいながら転職活動に専念して次の仕事を探すのが良いでしょう。

ただし、あまり仕事のブランクがあると転職先の会社の採用選考で不利になってしまうことが多いので、仕事を辞めてある程度落ち着いたら、集中して早めに職探しに取り組む方が良い結果を得られやすいです。

自分の口から退職の意思を伝えづらい事情があったり、会社を辞めさせてもらえない場合は以下のようなサービスもあります。

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さいごに

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会社や仕事が嫌になって辞めたくなることは多くの方が経験することです。
そんなときにも焦って答えを出さず、自分の現状や将来のことを見据えて冷静に判断し、より良い手段を選択して欲しいと思います。

いずれにしても自分の健康と命を守ることが最優先なので、追い詰められて冷静な判断ができなくなる前に行動を起こすことが何より重要です。

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