転職で資格証明書の提出は必要?履歴書に嘘を書くのは控えた方が無難なワケ

資格証明書の提出が必要かどうかは会社によって異なるが、必要と思っていた方が良い

就職や転職で履歴書を作成する際に、一般的には自分が取得している資格情報を記載する必要があります。

履歴書に記載した資格については、その証明書の提出が必要になるかどうかは会社によって異なりますが、業務上必須の資格については原則提出が求められ、必須ではないが業務を行う上で有用な資格については、経験上50%程度の確率で提出を求められるイメージです。
私は現在、新卒、転職の採用担当をしていますが、業務に関係する資格については全て証明書の提出をお願いしています。

そのため、履歴書に書いた資格については提出を求められて慌てないように、あらかじめ証明書を準備しておいた方が良いでしょう。

逆に、業務に全く関係のない資格について証明書を求められることはまずないでしょう。

資格証明書を「無くしました」は通用するか?

取得している資格の証明書を「無くしたから提出できない」という理由で提出を免除されるかどうかは、資格の種類と業務上の必要度合に寄ります。

業務上必須な資格については再発行、もしくは再受験を催促されるでしょうし、業務に関連が深い資格についても基本的には再発行を求められます。

資格によっては期限の定めなしで、どんなに昔に取得した資格証明書であっても再発行してくれるものもあれば、資格取得から2、3年以内であれば再発行可能なものなど条件は様々です。

例えばIPA(情報処理推進機構)が管轄している情報処理技術者試験の認定資格などは期限の定めなく証明書の再発行をしてくれるので、基本的に「無くした」からといって提出しなくていいという事にはなりません。

一方、英語力を計るTOEICなどは、「受験日から2年以内」でないと再発行を受け付けてくれないため、「無くした」という理由が通用する場合があります。
ただし、英語力が必要とされる現場の場合は、再度受験して欲しいと依頼されるケースも多くあるでしょう。

履歴書に嘘の資格を書いたらバレる?

上述したとおり、業務に関連する資格については証明書の提出を求められる可能性が高いので、嘘は書かない方が無難です。

採用活動をしていると、履歴書に書いた資格を実際には取得していないが、自分の能力と実績を鑑みると対象の資格相当のスキルを有している などと勝手に類推して履歴書に書く人が実際にいます。

そういう人は「バレないだろう」と思っても、最終面接クリア後に証明書の提出を求められた段階で慌てふためくことになり、虚偽申告として不採用になることもありますので注意しましょう。

自分のスキルに自信があるのであれば、実際に資格を取って証明するか、資格を取らずとも今までの経験と実績を存分にアピールして認めてもらうよう努めましょう。

ただ例に挙げたように、2年以上前に受けたTOEICのスコアなどは再発行できないため、無くしたことにして多少点数を盛っても実際にはバレません。
しかし、「無くした」と言う時点でその人への信用性が薄れることになるので、どちらにせよ有りのままで望むことをお勧めします。

さいごに

application

資格証明書の提出の要否は会社によって異なりますが、必要だと思って前々から準備しておく方が良いでしょう。

また、就職、転職活動を少しでも有利にするため、「バレないだろう」と履歴書に嘘の資格を書くのはリスクが高いため控えた方が無難です。

転職市場では資格が必須でない限り、これまでの経験や実績や人間性が評価される面が大きいですので、あまり資格にこだわらずに、経験に基づいた自分の能力をアピールすることを重視しましょう。

逆に、実際に資格を保有していても、入門系の資格は記載しない方が無難なケースもあります。

例えばITエンジニアとして転職するなら、書くのであれば「基本情報処理技術者」レベルの資格からとし、「ITパスポート」などの入門資格は記載することで逆効果になる場合があるため(そのレベルの人だと思われる)、あえて記載しない方がいいでしょう。
そのあたりは志望する業種や業界、仕事内容に応じた作戦が必要になります。

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