副業には本業でも生かせるプログラミングの習得が最適
今は本業以外に副業でも収入を得ることが推奨されており、従来の企業でも副業OKとして社内規定を改定する会社がどんどん増えています。
あなたが何か本業とは別に副収入を得たいと考えているのであれば、プログラミングに挑戦してみることをお勧めします。
プログラミングは本気になれば全くの未経験からでも３か月程度での学習でも十分に実践的なスキルを身に付けることが可能で、副業だけでなく本業の仕事にも生かすことができるからです。
また、プログラミングの技術を磨くことによって、将来的に副業から本業に転換して自由な働き方を実現することも可能です。
本業で生かす
本業でITとは程遠い仕事をしていたとしても、パソコンやシステムを利用しない企業や仕事は多くありません。
あなたの仕事や職場でも、Excelやwordなどの文書アプリや在庫管理、スケジュール管理、顧客管理、営業管理などの管理系システム、グループウェアなどのコミュニケーションツールなど、仕事の中で様々なシステムを活用していると思います。
プログラミングやITの基礎知識を習得すれば、普段使っているシステムがどういう仕組みで動いているかを理解することができますし、Excelで集計している作業をプログラミングで自動化したり、IT部門に依頼しなくても簡易的な画面を持つアプリケーションを自分で作れたりと、自ら業務効率化（自分の仕事を自分で楽にする）を図ることが出来たりします。
このようにプログラミングを習得することで、副業だけでなく本業でもすぐに生かすことできるのです。
昨今では特にEUC（End User Computing）やDX（デジタルトランスフォーメーション）といった考えが企業の中でも進んでいます。
これに合わせて、企業のIT調達を自社のIT部門に依存せずに、各セクションで自らシステムを開発し、運用することも多くなってきました。
今はITとは無縁な状況であっても、そのような変革の流れに適応するために今後ITを学ぶことは非常に重要だと考えています。
副業で生かす
では、副業としてプログラミングスキルで収入を得る方法はどういうものがあるでしょうか。以下ではその一例をお伝えします。
スマホアプリのリリース
プログラミングを学べば、自分ひとりでアプリケーションを作れるようになります。
私が副業としてよく作っていたのはスマホアプリです。
これは非常にオススメです。
スマホアプリのプラットフォームは主にAppleの『IOS』とGoogleの『Android』があります。
携帯ではApple製品のIPhone（アイフォン）かそれ以外ですね。
スマホアプリの開発、販売は個人でも十分可能です。
IOSであれば「Swift（少し前までObjective-C）」、Androidであれば「Java」の開発言語を習得します。
スマホアプリの開発を副業にする主なメリットは、以下のようなものがあると考えています。
- 開発ツールが無償で配布されている
- 自分で販路を確保する必要がない
- 1回作れば毎月一定の収入が得られる
- 技術が向上しやすく、実績が形に残る
- アプリストアに並ぶと純粋に嬉しい
AppleもGoogleも開発ツールは無償で提供されています。（IOSだったら「Xcode」、Androidだったら「Android Studio」という開発キットです）
実際にリリースするときには管理費用として少し年会費がかかったりしますが、開発するだけなら無償で出来ます。
また、普通は自分で何かを作って売ろうとしたら、それを売るための販路を確保しなければいけません。しかし、スマホアプリであればアプリストア（IOSならApp Storeなど）にアップロードするだけで、あとは勝手に売ってくれます。
ある程度人気のアプリを作れば、寝ていてもアプリが売れるたびに収入が得られますし、毎日管理画面でいくつ売れたかを見るのは楽しいですよ。
アプリ製作は企画から開発、リリースまで全ての工程をイチから自分で行うので、総合的な技術力、企画力の向上に打ってつけで、アプリストアに形として残るので、自分の実績として他者へのアピールもし易いです。
なにより、ひとつのアプリを作り上げてアプリストアに並んだときの達成感は何にも代え難いです。
私は自分で1ヵ月くらいで作ったIOSのアプリを100円程度でリリースし、1年間で80万円程度を売り上げました。
アプリ紹介サイトでのプロモーションなどは行ったものの、作ったあとはほとんど放置状態でしたが、何年も継続的に収益が上がっていました。
その後も複数アプリの開発、リリースを行っています。
ただ、デメリットもあります。
スマホアプリはIOSやAndroidのプラットフォームのバージョンアップに合わせて、アプリの改修が継続的に必要になる点です。
これを怠ると、バージョンアップによってアプリの表示崩れが発生したり、最悪の場合動作しなくなったりといった不具合が発生してしまいますので、定期的なメンテナンスが必要になります。
フリー案件を受注する
仕事を依頼したい人と受けたい人を繋ぐ仕事マッチングサイトのクラウドワークスやランサーズなどが有名ですが、副業で出来るような小規模のプログラミング案件も多く取り扱っていますので、こういったフリーの案件から自分のスキルに合った好きな仕事を受注して収入を得ることも可能です。
また、プログラミングスキルをある程度身につけて実績を作るまでは難しいですが、フリーランス専門のエージェントサイトに登録して紹介してもらうことで、高単価な案件を受注することも可能です。
副業であっても案件によっては数十万円レベルの報酬を得ることもできます。
副業レベルのフリー案件をこなす中でスキルアップと実績を重ねていけば、今の本業にこだわらなくとも自分のスキルを武器に独立し、フリーランスとして高収入を得ながら自由な働き方を実現することも可能になってきます。
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おわりに
いかがだったでしょうか。
プログラミングを学ぶことは本業、副業に生かすことができると同時に、将来の選択肢を広げる有効な手段となり得ます。
小学校でもプログラミングの必修化が始まろうとしているくらいですので、全くの初心者でも短期間でベースとなる技術習得が可能です。
今の本業がどんな仕事であっても習得できる分野ですので、この記事が新しい挑戦へのキッカケになっていただけると幸いです。
体系的なITスキルを身につけよう
IT、プログラミングスキルのベースを身につけるには、最初に専門スクールで学習することをオススメします。独学や仕事の中では体系的なノウハウを身につけることが非常に難しいからです。
体系的なスキルが身についていないと、応用が利かずに行き詰まることが多くなりますので、最初にしっかりとした土台を自分の中に作っておくことが大切です。
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